ゲイカップルが目の前で手をつないでいた。その時あなたができること。

誰もが堂々と愛する人と手をつないでハッピーに過ごせる日を作るために

ゲイカップルが目の前で手をつないでいた。 その時あなたにできること

 

数ヶ月前、LGBTs1当事者を中心として

「手を繋ぐことに関するアンケート※2」を実施しました。

 

 

アンケートでは「どれくらいの人が手を繋いでいるのか」、

「繋げない人はどんなことを思っているのか」などの現状を知ることから

「手を繋ぐことのどんなところが好きか」という心温まるものまであり

沢山の人達のそんな想いを聞けたことで、

誰もが堂々と愛する人と手をつないでハッピーに過ごせる日を作っていくために

できるのか、と改めて考えさせられました。

 

※1 LGBTsとは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーをはじめとするセクシュアルマイノリティーのこと

※2 毎月27日を「愛する人と手を繋ぐ日」として活動している27GO!PROJECTがLGBTs嫌悪に反対する国際デーである

5月17日のIDAHOT企画として行われたもの。全国の地域から400人を超える回答が集まりました。

 

その中で私たちが特に注目したこと、それは

「手を繋いでいる時に周囲の人にどうしてほしいか?」という質問について。

ほぼすべてといえる当事者の答えが一致し、それは

「男女のカップルと同じように。何もしなくていい!」ということでした。

 当り前といえば当り前しかし意外とそれが出来ていないのが現状です。

これを読んでいるあなたはどうでしょうか?

 

・「気持ち悪いと言われた。」

など、悪意を強く感じさせる体験もある中、

特に多く見られた回答は

・「じーっと見られる」

・「コソコソと自分達のことを言われている」

・「周LGBT関係の話がはじまる」

といった事例でした。

 

 

そういった行動をしてしまった人は、もしかしたら悪気がなく、

興味が湧いてただじっと見てしまったのかもしれませんし、

もしかしたら実は微笑ましく思っていただけかもしれないとも考えられます。

しかし人にじっと見られたり、コソコソと自分達の話をされることは

やはり気持ちのよいものではありません。

 

 

   仲良しの隣の人にその話をしたくてウズウズとするかもしれませんが、

   できるだけ自分の中にその違和感をぐっととどめて、

   受け入れる気持ちで、いわゆる「自然に」振舞ってほしいんです。

  「自然に」というのは、はじめは、むしろ不自然なことのように

   違和感を感じるかもしれませんが、ぜひ、やってみてほしいのです。

 

 

(これは「腫れ物にはれない・当たり障りなく過ごす・見ないふりをする

ということではなくて、目いる生き方・幸せを尊重し

行動をしてほしい、ということなんです。)

 

これは手をつないでいる同性カップルに限ったことではないかもしれません。

きっとあなたの周りにも多様な個性を持つ人々が沢山いるはずです。

 

きっとこ一度こととし受け入れてみるそのことが

また次へ、その次へと繋がっていき、段々と

本当に多性を自然と受け入れるようになっていったり、

人生や周囲がカラフルに豊かになっていくことを感じるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本でも、多様なカップル家族が手つないでいて、

本当に自然に、みんなが受け入れ尊重しあってハッピーに過ごせる。

そんな日が1日でも早く訪れることを願っています。

 

27GO! PROJECT